自分の成長を感じたいから。以上。
以下は蛇足ですが興味のある方はどうぞ。
私はもともと小説を書いてきた人間なのですが、イラストの練習したのには去年の6月頃なので三か月くらいかな?それくらいでAIイラストが出てきたんですよね
(実際のAIイラストはもっと前から研究されてたので厳密にはそうじゃないのですが、大きく取り上げられたという意味で)
私の中で絵を描く理由はいくつもあるのですが、一番の理由は自分の成長がはっきり分かるのが楽しいからです。
小説はいくら書いてもこれだけ上手くなりました!みたいなの無いんだよね。
ある程度までいくと完全に好みの問題になるし。そもそも技術が上手くたって、売れる作品や面白い作品は違うしね。
ここ数年小説を上手く書くというのは技術でどうにかなる問題なのか非常に疑問があり、悩んでいました。
小説を書くという事に頭打ちを感じていたんです。
私は小説を書くときは常に過去の自分を上回りたいという欲求がありました。だけどこれ以上どう上手くなればいいのか分からない。
現状の実力というのを自分基準で測れない。それがもどかしくて。
創作の本を読んでもなんかしっくりこねえなあーってなるばかりなんですよ。
でも絵は違う。
絵は向上しようして描けば描くほど上手くなるんですよね。
同じ、アナログ線画ですけど、明らかに上手くなってるでしょ?
こうやって自分基準で上手くなったのかが一目で分かる。
(そもそも液タブ買ったのにまだアナログで描いてるの?って感じですが、手軽なのがアナログなんですよね。ラフとか描くのが超便利。紙とペンだけでいけるもんね。)
積み重ねると必ず上手くなるっていうのが面白いんですよ。それに対する試行錯誤も楽しい。
特に絵の練習し始めは、ちょっと本腰入れるとするすると上手くなるのでめっちゃ楽しいです。多分上手くなっていくと、成長策度がゆっくりになっていくんでしょうね。
だから、AIイラストが美麗イラストかけようが何しようが関係ないんですよね。
私が、上手くなりたいだけだから。
ちなみにアナログでラフと下書きばっかり描きまくってるのでカラーイラストはあまり上手くなっていません。ここら辺、自分が何を描いて、何を描いてないのか顕著に出て面白い。
あとね、絵は最初のラフでイメージ固まった後はあまり考えなくていいから、作業動画とか、通話とかしながら作業できるのが強い!
小説はそんなことできんもん。音楽を聴きながらやるのが精いっぱいで会話とかできない。
あの書くときのずーっと模索し続ける感じはなんなんだよ。書いてると8割方しんどいんだよ、クソが。
(途中から小説の愚痴になってませんか?)
他の理由としては、絵を描く技術を小説を書くことに応用できないか検討するとか、絵を描けると、漫画を描くことにステップアップできるとか他の創作活動に活かせるとか、自分の小説の表紙を自分で描きたいとか色々あるのですが(あ、勿論金儲けのことも忘れてませんよ!!)、それでも単純に絵を描くときに一番楽しいなって思ったのが、
自分の成長をはっきりと体感できる
ですね。
そういうわけでAIイラストで辛いってなってる人は、自分が何が楽しくて絵を描いてるのか思い出してみるのもいいかもですね。